JSK通信

社員を愛し、国を愛し、明日の地球を思へ!

代表取締役 上能 喜久治


今、中国で反日デモが行なわれています。中国国内の各地の日本領事館に投石やペットボトル・玉子が投げ込まれています。日の丸が焼かれ、小泉首相の写真が燃やされています。それに対して日本では右翼の一部が街宣車で在日中国大使館や領事館に押しかけているぐらいです。労働組合や主婦連や学生はいま、何をしているのでしょうか?

昭和25年生まれの私は“団塊の世代”の最後尾です。高校生のとき、佐世保に米空母のエンタープライズ入港反対と言って反戦ビラをまきました。大学生のとき、10.28国際反戦デーに参加もしました。当時は学生が集まれば政治の話を熱く語っていました。それはこの日本という国を少しでもよくしたい、という想いがあったからです。学生運動が盛んな青春時代でした。そのころの学生はいま、55歳から58歳くらいでしょうか?いまの日本でまさに中心的な存在になっています。地位も名誉も収入もあることでしょう。学生時代と比較してその発言力は格段に上がっています。なのになぜ、行動しないのでしょうか?日本の学生もいったい何をしているのでしょうか?

来春入社予定の学生の採用試験を先日、行ないました。その中で北朝鮮拉致事件についての考えを書いてもらいました。すると多くの学生が「自虐的歴史観」を持っていることに改めて驚きました。“日本は侵略戦争など悪いことをしてきた”というものです。日本という国や日本人であることに誇りを持っていないのです。このことが自分さえ良ければいい、という自己中心主義や子供虐待・集団自殺と決して無関係ではありません。自分の国を愛するということがあなたの家族を愛し、あなたの会社の社員を愛することにもつながってきます。そして他の国を尊重し、地球への愛にも発展していきます。

国を守る気概が会社を守り、家族を守る気概につながっています。私は宣言します。

私は全力で私の家族を守り、当社の社員を守り、日本という国を守ります。

今年は日露戦争戦勝100周年にあたります。あの明治時代の気概にあふれ、誇り高き人々に少しでも近づきたく思っています。無敵といわれたロシアのバルチック艦隊を撃破した記念の5月27日には対馬を訪れ、正しい日本の歴史を見てきます。