JSK通信

変えないと変わらない!

代表取締役 上能 喜久治

いつまで24時間営業を続けるのか!

 原油価格はとどまるところを知らず、上がり続けています。また、素材・食料等も高騰しています。今から35年前の昭和48年に第一次オイルショックが起こりました。そのときにテレビ放送は夜10時に終わり、街のネオンも消えました。新聞も10ページ程になりました。しかし、ガソリン価格が200円にもなるという今、そのような節約ムードは全く見受けません。コンビニやマクドの多くは24時間営業を続け、居酒屋は朝まで店を開けています。テレビ放送も終日、番組を送っています。街のネオンも輝きを増しているくらいです。エコ社会作りが叫ばれているのにそのような努力・工夫を感じません。京都議定書に示された6%のCO2(二酸化炭素)削減目標も未達成なのに、達成不可能ということだけが言われています。わが国の政府も企業に営業時間短縮を強いる訳でもなく、国民に節約するための方法を教える訳でもありません。これでは“目標”ではなく“願望”なのです。

夜早く寝て、朝早く起きる!

夜勤の方は別にして、深夜に徘徊するから非行・暴力・犯罪が多くなります。
人間は朝に起きて、夜は寝るようにできています。日中に働くから健康であり、快食・快眠・快便の生活が送れます。他の店が開いているから自分の店だけ閉められない、という人がいます。だから法律で強制するのです。コンビニ・マクド等は夜10時閉店、朝5時オープンです。“セブンイレブン”ではなく“ファイブテン”です。うつ病の人も少なくなり、医療費削減にもなります。ニートも減り、勤労者人口が増えます。明るく、前向き・プラス思考の人が多くなり、生産性も上がります。電車も地下鉄も終電は夜11時、タクシーは10時から深夜料金が始まり、日中の2倍の料金に設定します。みんな早く家に帰り、家族団らんの時間が増えます。子供たちはゲームよりもお父さん・お母さんと一緒に過ごす時間を楽しみにしています。
 しかし、自由という名のもとにこのような強制はできないのでしょうか?多くの業界から反対の声が上がるでしょう。しかし原油高騰をプラスに捕らえ、資源のない日本から世界に範を示す絶好の機会ではないでしょうか?
これだけ原油・資材・食料が高騰しているのに何の策もない国・何も変えようとしない企業・今までの生活パターンを変えない国民では日本は沈没してしまいます。


あなたの会社から、あなたの生活から変えていきましょう!