JSK通信

二度とない人生だから

代表取締役 上能 喜久治

毎日が敗者復活戦!

人はみんな、幸せになりたい、幸せな人生を送りたい、と願っています。最高に幸せな人生とは自分がこの世を旅立つときに自分の人生を振り返って「ああ、ええ人生やった!」と思えることではないか、と考えています。一所懸命に働いてきた、全力投球で生きてきた、多くの人のお世話にもなった。すばらしい家族・すばらしい社員・すばらしいお客様・すばらしい友人に囲まれて最高に幸せな人生やった。「みんな、本当に本当にありがとう!」と言ってあの世へサアーと旅立つ。そのような人生を送りたい、と思っています。
中卒だから、高卒だから、二流大学だから、三流大学だから、学校の成績が悪かったから、背が低いから、太っているから・・・そんなことは幸せな人生を送れるかどうか、とは全く関係ありません。人生の途中がどんなにつらくても、苦しくても、すばらしい最後が迎えることができるかどうか、が大切です。だから人生はおもしろいのです。だから人生は毎日が敗者復活戦なのです。

しんどい・つらい・苦しい、その先にあるものは・・・

今年の内定者訓練は3月20日から24日まで5日間行いました。関連会社を含めて10名の内定者が参加しました。しかし残念ながらその翌週の入社式に来たのは7名になっていました。内定者訓練の最初にこの訓練の目的と目標を明確に言います。目的は「学生時代に別れを告げ、立派な社会人になるため」であること、目標は「最終日には全員が9つの審査項目全てに合格すること」です。働くこと・生きることはしんどい・つらい・苦しいことの連続かもしれない。ただし、それを乗り越えればその先には達成感・満足感・充実感・みんなとの連帯感が味わえる。しんどいこと・つらいこと・苦しいことを避けていれば人は強くはならない。仕事をするうえで、生きるうえでどんなにつらくても、苦しくてもそれを乗り越えてほしい。内定者訓練はそれを体験する場であることを私から話します。
 「そんなしんどい会社なら辞めればいい」その親の一言で子供は会社を辞めてしまうのです。かわいい子供だからこそそのようなときに親の温かい励ましの言葉が必要なのです。「社会とは、仕事とは、人生とはそのようなものだ。つらいこと、しんどいこと、苦しいことがあってもお前なら乗り越えられる。だってお前は私の子供なのだから。」それが愛情です。そのような親の一言があなたの子供を強く、たくましく、思いやりのある子にしていきます。そのような親の子供がこの一度きりの人生をすばらしい人生にしていくのです。