JSK通信

すばらしい日本にするために

代表取締役 上能 喜久治

高い失業率のウラには・・・

社員が自分の意志で会社を辞めても雇用保険金が支給される・・・

少し冷静に考えればおかしいと思いませんか?

勤めていた会社が倒産したり、リストラされたために雇用保険金が給付されるのは理解できますが、自分の意志で勝手に辞めて、プータローをしているとお金がもらえる・・・これではまるで国が「会社を辞めること」「働かないこと」「プータローでいること」を奨励しているようなものではありませんか!一所懸命に働いている社員の給料から雇用保険料が徴収され、あるいは少しでも多くの利益をあげようと必死になっている会社の、その貴重なお金が働かないヤツの生活費になっている・・・。日本の国は、政治家は何を考え取るんじゃ!と言いたくなります。

あなたが経営者ならあなたの会社の社員に働くことの喜びを教えて下さい。

お客様や他の社員のために汗を流すことのすばらしさを説いて下さい。

自分の都合で会社を辞めたヤツに対して雇用保険金を支給するのではなく、10年、20年、30年と永く勤めた人に対して国から表彰状または感謝状と金一封を支給した方がはるかにすばらしい日本になると思っているのは私一人でしょうか?

健康保険にしても永く健康でいる人に対して、税務署なら多く納税している人や会社に対して感謝状ぐらい差し上げてもいいのではないでしょうか?それとも国も役人も“感謝”という言葉をなくしてしまったのでしょうか?

すばらしい日本にするためには

少子化が社会問題になって久しくなりました。女性の社会進出で生活力がつき、結婚しない、結婚しても子供を産まない、あるいは子供ができない人が増えています。日本の人口はいよいよ今までの増加から減少に転じます。その少子化対策は国の政策も必要ですがあなたの会社においてもできることは多くあります。当社では家族手当は控除対象配偶者に対して25,000円、第一子に対して10,000円、第二子に対して20,000円となり第五子に対してはなんと50,000円を支給しています。従って奥様と子供五人いる社員は家族手当だけで175,000円になります。子供は社会の宝です。子沢山の社員は当社の宝です。日本の少子化を少しでも改善したい、そのために自分は、会社は何ができるのか?を考えるとできること・やらなければならないことが見えてきます。会社経営は自社の損益だけでなく、あるいは目先だけでなく、長期的視点とマクロ的視点が必要です。
あなたの会社の経営理念や方針・規定等がすばらしい日本にするための、あるいはりっぱな日本人を育成するためのものになっていますか?